バンコク市内の便利な移動手段。BTSの乗り方や料金を簡単解説!

バンコク観光

サワディ カップ!
バンコク駐在4年目のプラーマンです。

今日はバンコク市内の代表的な移動手段、 BTSについて説明していきたいと思います。

  • 電車に乗って出かけたいけど、チケットはどうやって買うの?
  • 言葉もわからないし、間違えないか不安。
  • 料金はいくらぐらい?他の乗り物と比べて安い?高い?

タイに慣れていない旅行者の方には、この様な疑問や不安があるのではないでしょうか。

僕がタイに赴任してすぐの時も、どうすれば良いかわからずとても不安でした。

しかし実は、BTSは一度乗り方がわかってしまえばとても簡単に乗る事が出来てしまうんです。

なぜなら、日本の電車や地下鉄の様に路線が複雑に交わる様なことはなく基本的に一本道だからです。

BTSに乗れる様になれば、行動範囲が格段に増えて一人でもバンコク市内の主要なところへの移動が可能になります。

また、バンコクは渋滞する事がとても多いので渋滞を回避する意味でもBTSを利用するのはオススメです。

それでは説明していきます。乗り方を覚えて、是非活用してみてください。

その他の乗り物についての乗り方はこちら

BTSとは?バンコク市内を走るモノレール

バンコク・スカイトレインの事で、バンコク市内を走っているモノレールです。

スクンビット線とシーロム線の2路線があり、2路線での合計距離は約50kmで今後も更に延長されていく予定です。

サイアム駅でスクンビット線とシーロム線が交わり、乗り換えをする事が出来ます。

スクンビット線は、バンコクのメイン道路の一つであるスクンビットロードの上を走ります。

駅から下に降りれば交通量の多い道路になっています。その為、タクシーやバスに乗り換えをすることも簡単に出来ます。

日本の電車の様な時刻表の様なものはなく、5分〜10分に1本程度の間隔で運行しています。

隣り合う駅同士の間隔は短く、一駅分移動するための所要時間は数分程度です。車で移動しても渋滞がなければ5分程度の距離感です。

BTSの他には、MRTという地下鉄やスワンナプーム国際空港とバンコク都心部を結ぶARL(エアポートレールリンク)という空港線もあります。

路線図→ https://www.bts.co.th/eng/routemap.html

BTSの料金は?5区間乗っても110円

現在もBTSは延伸の計画が進んでいます。

新たに延伸された区間と以前からある区間では料金形態が変わります。

スクンビット線のモーチット駅〜オンヌット駅間とシーロム線のナショナルスタジアム駅〜ウォンウェイヤイ駅間では移動する区間によって料金は以下の様になります。

区間料金
1区間16バーツ
2区間23バーツ
3区間26バーツ
4区間30バーツ
5区間33バーツ
6区間37バーツ
7区間40バーツ
8区間以上44バーツ
  

新しく延長された区間のうち、スクンビット線のオンヌット〜サムローン間とシーロム線のウォンウェイヤイ〜バンワー間は一律15バーツです。

その他、スクンビット線のモーチット〜クーコット間とベーリング〜ケーハ間は無料区間になっています。

例えば、

  • プロンポン〜サイアムの場合:通常料金区間を5区間なので33バーツ。約115円。
  • プロンポン〜サムローンまでの場合:通常料金区間を4区間で30バーツ、一律15バーツ区間と合わせて合計45バーツ。約160円。

最大でも8区間以上の料金44バーツ+15バーツの59バーツにしかなりません。

日本円にして約210円。日本の電車の1区間くらいの値段がBTSの上限という驚きの安さです。

BTSのチケットは3種類。何度も乗るならラビットカードがおすすめ。

BTSのチケットは、主に3種類あります。

  • 一回乗車券
  • 一日乗車券(一日乗り放題)
  • ラビットカード(ICカード)

一回乗車券

一回使い切りのチケットで当日のみ有効です。もっとも一般的なチケットです。

目的地までの区間数により料金が変動します。

券売機で購入するか、窓口で目的地の駅名を言って購入します。

駅や混み具合によっては窓口で買おうとすると券売機で購入する様に促される場合もあります。

一日乗車券

乗車距離や回数の制限が無く、1日乗り放題のチケットで料金が140バーツです。

購入当日の24時まで使用する事が出来ます。

1日乗車券は、改札口横にある窓口で購入する事が出来ます。

最大料金である59バーツ分の移動を往復しても118バーツであることを考えると、何度も途中下車を繰り返す様な移動でない限りはあまりお得な感じはしませんね。

観光などで一日に何度もちょこちょこBTSに乗る予定がある様な人にはチケットを何度も買う必要がないという点で便利なチケットです。

ラビットカード

現金をチャージして使うICカードです。

日本でいうところのSuicaの様なものになります。

料金はカード料金100バーツ+チャージ料金となります。

カード料金は最初のカード発行時のみに必要で、一度カードを作ってからはチャージ料金のみが必要になります。

何日もバンコクに滞在して頻繁にBTSを利用する予定がある場合などはとても便利です。

ラビットカードを購入する際は、パスポートを提示する必要があります。

もし持っている方はタイの運転免許証でも大丈夫です。

駅や係員によっては何も提示しなくても発行できちゃう場合もあるのですが、ルール上は必要となっているので、準備しておいてください。

ちなみに、ラビットカードは期間限定デザインのものが発売されたりすることもあります。

左が通常のデザイン、右が限定のデザインです。

ドラゴンボールやポケモンなど日本のアニメの限定デザインが発売される事もあります。

バンコクに旅行に来た記念として、お土産として買うのもイイね!

BTSチケットの購入方法。ラビットカード、1日乗車券は窓口へ。

通常の1回乗車券は窓口か、券売機で購入する事が出来ます。

ラビットカードと一日乗車券は窓口のみの販売となっています。

まずは言語を英語に変更しましょう。

目的地を選択し、必要な料金を支払います。

券売機は硬貨での支払いしかできませんので、硬貨がない場合は窓口で目的地の駅名を伝えて購入してください。

ただし、窓口で紙幣で購入しようとした場合、混み具合などによっては紙幣を硬貨に両替されて券売機で購入する様に促される場合があります。

窓口は改札口の隣にあります。

ラビットカードと一日乗車券はこの窓口で購入が出来ます。

1日乗車券の場合は『ワンデイパス』、ラビットカードはそのまま『ラビットカード』と伝えて購入しましょう。

ラビットカードを購入する場合は、カード代金100バーツとチャージ料金が必要です。

100バーツチャージしたければ200バーツ、300バーツチャージしたければ400バーツを渡して『ラビットカード』と伝えれば大丈夫です。

BTSに乗って出かけよう。

チケットの購入が出来れば、あとは改札を抜けてBTSに乗るだけです。

改札を通る際は、入るときはセンサーにチケットをかざします。

出るときは、ラビットカードと1日乗車券はセンサーにかざしますが、1回乗車券はカード差込口にチケットを入れます。

サイアムでのみシーロム線とスクンビット線が交わります。その他の駅では上りと下りの2本しかありませんので、進行方向さえ間違えなければ、よっぽど迷うことはありません。

ホームの階段を登る前に、自分の行きたい駅がどちらの方向にあるのか、路線図などを確認してホームを上りましょう。

BTSの車内では飲食が禁止されています。

飲み物などを持ち歩いている場合、改札口で没収されるので注意してください。

BTSの乗り方 まとめ

  • BTSとはバンコクを走るモノレールの事で、シーロム線とスクンビット線の2路線で構成されています。
  • 料金は1区間16バーツととても安価で、新たに延長された区間などは現在は無料区間となっています。
  • チケットは3種類あります。旅行の日程などに合わせて使い分けると良いでしょう。滞在期間が長く、何度もBTSを利用する場合はラビットカードがおすすめです。
  • チケットは窓口、もしくは発券機で購入する事が出来ます。券売機は硬貨のみでしか購入できません。硬貨がない場合は窓口で購入するか、窓口で両替してもらう事が出来ます。
  • 上り、下りを間違えない様にホームに上がる前に確認しましょう。

今回の記事ではBTSの乗り方などについて解説しました。

BTSを使えば渋滞の影響を受ける事なく、行動範囲をグッと広げる事が出来ます。

路線が複雑に交わる事も無く、慣れてしまえばとても簡単に利用する事が出来ます。

ぜひ活用してみて下さい。

それではまた!バイバイ!

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