渋滞の多いバンコクでは超便利!バイクタクシーの乗り方や注意点

バンコク観光

サワディ カップ!

バンコク駐在4年目のプラーマンです。

今回は、バンコクの代表的な乗り物の一つ、『バイクタクシー』について解説していきます。

  • 乗ってみたいけど、乗り方がわからない。
  • 料金がわからないからぼったくられないか心配。
  • 普通のメータータクシーとどっちがいいの?

初めてタイに旅行に来た方など、バイクタクシーに乗った事がない観光客の方などはこの様な疑問や悩みをお持ちかと思います。

バイクタクシーと聞くと、旅行者の方からするとちょっとハードルの高い乗り物の様に感じているかも知れません。

しかし現地のタイ人や、タイに住んでいる日本人などの外国人は日常的に使っているとても便利な乗り物です。

渋滞している道路で利用すれば、バスや車での移動に比べて格段に早く目的地まで移動する事ができます。

最初こそ不安に思う事もあるかと思いますが、一度乗ってしまえばすぐに慣れて簡単に利用できる様になります。

是非今回の記事を読んで自信をつけてチャレンジしてみてください。

それでは参りましょう。

バイクタクシー(モタサイ)とはどんな乗り物?

バイクの後部シートに乗って移動する乗り物で、バイタク、モタサイとも言われています。

ドライバーはみんなオレンジ色のベストを着ているため、簡単に見分ける事ができます。

雨の日はドライバーがレインコートなどを羽織ってる事が多いからベストが分かりにくいかも!

1台のバイクに2人乗る事(ドライバーを合わせて3人乗りの状態)も可能ですが、停留所などにドライバーが余っている場合などは、別々に乗る様に言われる場合もあります。

1台のバイクに2人乗った場合でも、料金はきっちり二人分の請求をされる事がほとんどです。

パッと乗って、最短距離で目的地の目の前まで移動が出来るのでとても使い勝手が良い乗り物と言えます。

メータータクシーとは違い小回りのきくバイクタクシーは一方通行を逆走したりする事もしばしば。

まさに最短距離で目的地に向かいます。

バイクタクシーの料金

各停留所には近くの主な商業施設などの目的地への料金をまとめた料金表が貼ってある場合があります。

しかし、どれもタイ語での表記であるため一般的な日本人には解読不可能だと思います。

そこで、ざっくりした相場をまとめました。

同じ通り内や一本隣の通りに移動する場合10〜20バーツ程度
1駅分くらいの移動の場合20〜40バーツ程度
2〜3駅分くらいの移動の場合40〜60バーツ程度

支払いは後払いです。

目的地で下車してから『いくらですか?』と聞くと相場よりちょっと高めに言ってくるドライバーもたまにいます。

それが嫌な場合は、乗る前に値段を聞いておくか、値段を聞かずに相場の金額を渡すと良いでしょう。

流しのバイクタクシーの場合、ドライバーによって料金のばらつきが結構あるよ! 

メータータクシーなどと同様に、大きなお金に対応できるほどのお釣りの準備はない事が多いです。なるべく細かいお金を準備しておきましょう。

料金に関して言えば、メータータクシーに比べると割高になります。

100バーツを超える距離の移動もドライバーとの交渉次第ではバイクタクシーでも出来ますが、安全性、料金、乗り心地の面でメータータクシーを利用する方が無難でしょう。

メータータクシーについて知りたい方はこちらへ

バイクタクシーのメリットとデメリット

メリット

  • 渋滞の影響を受けにくい。
  • 目的地までにかかる時間が早い。
  • 歩く必要なし。目的地の目の前まで行ける。

やはり手軽さがメリットになります。

渋滞している車の間を縫って移動できるので渋滞の影響を受けにくく、車では入れない様な路地に入る事ができるので、目的地の目の前までバイクで行く事が可能です。

バイクに乗ってしまえば、目的地まで一歩も歩く事なく到着します。

デメリット

  • 事故をした時の被害が大きい。
  • 夜遅い時間にはほとんど走っていない。
  • 雨が降ると濡れる。滑って危険。
  • メータータクシーよりは割高。

1番のデメリットは安全性でしょう。バイクに二人乗りで移動するので体がむき出しである分メータータクシーよりは危険度が増します。ドライバーによっては運転が荒い人もいるので怖いと感じる方もいるでしょう。

当然ですがバイクなので屋根がありません。雨が降った場合は全身ずぶ濡れになります。

ただし、乾季の場合はほとんど雨が降る事はありません。乾季に旅行に行く場合はあまり気にしなくて良いです。

バイクタクシーの乗り方の手順

まずはバイクタクシーを捕まえる

大きな道路から枝状に伸びている通りの事をソイといいます。

ソイの入り口付近や、駅、バス停の近く、コンビニの近くなどに停留所があります。

停留所から乗るときは待機しているドライバーに声をかけましょう。

時間帯や人通りの多い場所によっては、順番待ちをしている場合もあります。

流しのバイクタクシーを捕まえる場合は、メータータクシーを止めるときの様に道路に向かって手を挙げてください。

道路を歩いていると、流しのドライバーに『乗って行くか?』と声をかけられる事もあるよ!

目的地を伝える

ドライバーを捕まえたら、目的地を伝えます。

病院や警察署など誰もがわかる場所なら問題ないのですが、コンドミニアムやホテルの名称では通じない事もよくあります。

伝わらない場合は、目的地があるソイの番号を伝える様にしましょう。

同じ通り沿いの目的地ならば、直接目的地を伝えてもドライバーもわかるかも知れません。

目的地を伝えて、ドライバーが『OK!』と言えば乗り込みます。

目的地が遠かったり、しっかりと目的地が伝わっていなかったりすると断られることもあります。

ドライバーにもよるので交渉次第にはなりますが、バイクタクシーは基本的に近距離の移動がメインです。

5駅分移動する様な場合は断られる事もあります。

その場合は、BTSで最寄り駅まで行きそこからバイクタクシーに乗るか、メータータクシーなどを使いましょう。

目的地に到着したら料金を支払う

目的地が近づいたら、細かい場所は指差しなどで伝えても良いです。

右や左など簡単な英語であれば伝わるドライバーもいます。

バイクタクシーは後払いですので、目的地に到着してから料金を支払います。

100バーツ以上のお釣りは準備していない事もあります。なるべく細かいお金を準備しておきましょう。

バイクタクシーを利用するときに注意する事

車と車の間をすり抜けて行く事もあります。

足やカバンなどが車のミラーなどにぶつかったり引っ掛けたりしない様に注意してください。

急発進や急ブレーキをする場合があります。シートの後ろに捕まっておくなど、振り落とされない様に気をつけてください。

慣れているタイ人はどこにも捕まらずに手放しで携帯を見たりしてるけど、危ないから真似しない方が良いよ!

女性で長いスカートなどを履いている場合は、タイヤに巻き込まれたりオイルなどでスカートが汚れない様に気をつけてください。

バイクタクシーに乗る時に使えると便利なタイ語

バイクタクシーに乗るときに知っていると助かるタイ語をいくつか紹介します。

タイ語意味
トロン パイまっすぐ 行く
リョー クァ右に 曲がる
リョー サイ左に 曲がる
ティー ニーここ
ティー ナーンあそこ

最初に通りの番号など大まかな目的地をドライバーに伝え、あとは上記のタイ語を使ってその場で指差しをしながらドライバーに指示するとスムーズです。

それではまとめます!

バイクタクシーとは!?乗り方や注意点など まとめ

  • バイタクのドライバーはオレンジ色のベストを着ている。
  • バイタクの相場は、メータータクシーに比べると割高になる。また、メータータクシーが一台当たりの料金なのに対して、バイタクは一人当たりの料金となる。
  • なるべくお釣りがない様に細かいお金を準備しておく。
  • 渋滞の影響を受けにくい事が最大のメリット。デメリットは安全性。
  • 大まかに通りの番号だけ伝えて、詳細は指差しや簡単なタイ語で都度ドライバーに伝えるのがスムーズ。
  • 長距離の移動にはあまり向かない。BTSやメータータクシーを使う方がおすすめ。

安全性や料金の面ではメータータクシーの方が良い事もありますが、近距離の移動や急いでいる時などはとても便利な乗り物です。

BTSやメータータクシーと合わせて使い分ける事で、とてもスムーズな移動をする事が可能です。

ぜひ使いこなしてみて下さい。

それではまた!

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