サワディ カップ!
バンコクで駐在4年目のプラーマンです。
今回の記事ではバンコクでの移動手段のうちの一つ、バスを利用する方法について解説していきます。
- バスの乗り方がわからない。言葉が通じないし不安。
- バスに乗ってみたいけど、利用してるのは現地のタイ人ばかりで観光客があまりいないから不安。
- 行きたい目的地がBTSの駅から離れている。もっと近くまで行ける他の移動手段を知りたい。
この様な不安や悩みを抱えてはいないでしょうか?
日本語の通じない国で、初めてバスに乗ることはとても勇気のいる事ですよね。
不安に感じている旅行者の方も多いと思います。
実は、バンコクでは専用のアプリを利用する事で初めてバスに乗る方やタイ語が分からない方でも簡単にバスに乗る事が出来ます。
今回の記事では、気楽にバスでの移動にチャレンジ出来るようにバンコクでのバスに乗り方について解説していきます。
実際に僕がバスに乗ってエカマイからヤワラートまで行ってみましたので、その時の様子を元に解説していきます。
それでは参りましょう!
その他の乗り物についての乗り方はこちらへ
バンコクを走るバスの種類は?エアコンの有無で料金も変わる。
バンコクには200以上の路線があり、路線ごとに番号がついています。
バンコクを走るバスには、いくつかの種類がありますが、バスの種類に関わらず路線番号は統一されています。
バンコクを走るバスには、『都営』と『私営』のバスがあり、料金も微妙に異なります。その中でも更にエアコン付きのバスとエアコンが付いていないバスがあり、エアコン付きのバスの方が料金が若干高く設定されています。
多少値段が高くなりますが、可能な限りエアコン付きを利用することをおすすめします。
タイはとても暑いです。渋滞で意外と長く車内にいなければいけない事もあるので、なるべく快適なエアコン付きを利用しましょう。
バスの料金は?BTSより更に安い!25バーツ以下で移動が可能。
エアコンの有無で料金体系が大きく変わりますが、『都営』、『私営』のバスによっても微妙に料金が変わってきます。
赤色にベージュのラインのバス(都営)
このバスにはエアコンはありません。
料金は一律8バーツ。夜間は9.5バーツになります。
ピンクのバス、白いバス、オレンジ色のバスなど(私営)
これらのバスにもエアコンはありませんが、中には扇風機がついている場合もあります。
料金は一律10バーツで、夜間は11.5バーツになります。
エアコン付きのバス
青い車体に電光掲示板がついたバスや、オレンジ色の車体のバスなどがあります。
エアコン無しのバスは窓が開いているのに対して、エアコン付きのバスは窓が閉まっているので窓を見て判断する事も出来ます。
料金は、移動する区間によって13〜25バーツの間で変動します。
番外編 赤バス
スクンビットのソイ55(トンロー通り)のみを周回する赤色のバスです。
通称『赤バス』と呼ばれています。
料金は一律8バーツ。乗りたいときは、タクシーを拾う様に運転手に見える様に手をあげて拾ってもらいます。
バスに簡単に乗るためのアプリ。『Via Bus』を使えば迷わない!
冒頭でも軽く触れましたが、タイにはバスを乗るためのとても便利なアプリがあります。
バス停へ行っても路線図もタイ語でよく分からない!という場合でもこのアプリがあれば大丈夫! タイ語が分からなくても簡単にバスに乗る事が出来るよ!
このアプリを使ってできることはこんな感じ。
- 出発地と目的地を入力することで、路線番号とルートを確認する事が出来ます。
- バスの検索画面にて、エアコンの有無を確認する事が出来ます。
- GPSで周辺を走っているバスの居場所を見る事ができるます。ただし、中にはGPSを搭載していないバスもあります。検索したバスのリストでGPSの有無は確認する事が出来ます。
- 指定したバス停を通るバスの路線番号を確認する事が出来ます。
この中でも特に便利だと僕が感じたのは、どのバスに乗ればいいかがわかるという事とそのバスが今どこを走っているかがリアルタイムにわかるという事です。
GPSにより、自分が乗りたいバスの現在地がわかるので、時刻表などを把握していなくてもバスに乗る事が出来ます。
また、慣れないバスでの移動などではバスを待っている時間は、本当にこのバス停であっているのか?など不安な気持ちになったりするものですが、このアプリを使えばその様な不安も解決されます。
アプリを使ってエカマイからヤワラートまでバスで行ってみた!
実際にアプリを使いながらバスに乗ってみます。今回はエカマイからヤワラートまで行ってみることにします。
出発地と目的地を入力します。『Choose on Map』をタップすると、地図上で選択する事も可能です。
このアプリのマップはグーグルマップを使っているので、見慣れたマップをそのまま使う事が出来て見やすいです。
今回はBTSエカマイ駅近くのバス停からチャイナタウンを目指します。
エカマイのバス停からチャイナタウンに行くためには、25番か40番のバスに乗る必要がある事がわかりました。その内『A/C Only』のリストに載っているバスがエアコン付きの車両になります。
バスの番号の下に書いてある数字が目的地までの停留所の数になります。25番のバスの場合、30箇所の停留所にとまるということを意味しています。
今回は40番のバスでチャイナタウンまで行くことにしました。40番のバスを選択してタップすると降りる停留所とルートが出てきます。
マップ上には、GPSが搭載されているバスの位置情報がリアルタイムに表示されています。
出発地のバス停をタップすると、そのバス停を通る全てのバスのリストが出てきます。
バスの番号をタップすると、その路線番号のバスが通るルートと全ての停留所が表示されます。
GPSでバスの位置情報を確認できるので、バス停でバスを待っている間も自分が乗るバスが今どこを走っているのか確認することができます。
このアプリを使えば、バスを乗り間違えたり、不安を感じたりすることはありません。
バスが到着しました。バス停で待っているだけではバスが通り過ぎてしまう場合があります。
タクシーを止める様に手を挙げるなどして乗車する意思があることを運転手に伝えましょう。
バス料金の支払いは現金で。小銭を準備しておこう
バスに乗ったら、席が空いてる場合は座りましょう。
しばらくすると、添乗員のスタッフが目的地を聞きに来てくれます。目的地を伝えると必要な料金を教えてくれるので支払います。
エカマイの停留所からチャイナタウンの最寄りの停留所である『Thian Fah Foundation Hospital』までは20バーツでした。
アプリで現在地を確認すれば乗り過ごしも防止できる
バスに乗った後の不安要素としては、『どこで降りればいいのか?』といった事だと思います。
土地勘が無くても、アプリで現在地を見ることで目的地まであとどのくらいかを知ることが出来ます。
自分が下りるバス停が近づいたら出口の付近に移動しましょう。
出口の付近にボタンがあります。 このボタンを押すと次のバス停で停まってくれます。
目的地のバス停に到着したら、足元に気をつけて降りましょう。
ヤワラートがあるチャイナタウンに到着しました。
如何でしたでしょうか?タイ語が分からなくてもアプリを使う事でとても簡単にバスに乗る事が出来ます。
現状、アプリを使ってもわからない点は
- 目的地までの料金がわからない
- 目的地までの所要時間がわからない
この2点を表記する機能はまだアプリには備わっていません。
料金はバスに乗って添乗員の人に聞いてみないと分からないですが、所要時間に関してはGoogleマップで車で移動した場合の時間を見ることで目安にすることは出来ます。
バンコクでのバスの乗り方まとめ
- バンコクを走るバスには、『都営』、『私営』のものがありその中でもエアコンがついているバスとついていないバスがあるが、全て統一された路線番号によって管理されている。
- エアコン無しのバスは料金一律で8~10バーツ。
- エアコン有りのバスは乗車区間によって変動し、13~25バーツ。
- 『Via Buss』というアプリを使うことで、目的地までのルートや乗るバスを調べる事ができる。
- 近くを走るバスの位置情報もGPSを利用して確認することができる。
- 現状、料金と所要時間はアプリを使っても調べることは出来ない。
- アプリで位置情報を確認することで、乗り過ごしの心配はない。
- 下車する時は、出口付近にあるボタンを押すことで運転手に下車の意思を伝える。
今回はバンコクでのアプリを使ったバスの乗り方について解説しました。
アプリを使う事で、タイ語がわからなくても誰でも簡単にバスを利用する事が出来るようになります。
バスを利用できるようになることで、更に行動範囲も増え移動も楽になります。
是非、積極的に使ってみてください。
その他の乗り物と併用することで、更に行動範囲や利便性は広がります。
是非それらの記事も合わせて読んでみてください。
それではまた!
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